なんでこんなに掘らなくては気が済まないのか。それは判らない。でもとにかく掘る。で、疲れたら休む。そしてまた掘る。
その名はコゲラ。この日本最小のキツツキの木工技術は、決して見くびってはいけない。で、きっとここに営巣するんだ!と期待していたら見事に裏切られた。ど、どうするんだこのあけた穴の始末は?
しかし樹上生活者のキツツキ。それなのに上からのアングルで写真に撮られるのに抵抗感は無いのだろうか。ひたすらに木をつつく。キツツキ。
始めの頃はこのコゲラを見つけるのも結構大変でした。が、今は簡単に見つけられます。木々の向こうから「ギョエ~」と、声がしたらそこにこいつは居ます。このコゲラの不思議な事は、よく他の種類の小鳥と行動を共にしていること。エナガの群れに紛れていたり、シジュウカラの家族に居候して一緒に飛び回っていたり。
野鳥写真のベテランさんの前で、軽く「コゲラかぁ・・・」と、つぶやいたらたしなめられました。コゲラの周りに注意すると意外な発見がある、と。全く同感です。公園の中にた~くさん居ます。
コゲラだからと言って見くびってはいけないのです。
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