2017年5月30日火曜日

今年初ゼフィルスはこちら(番外編)

今年の初ゼフィルスはこちら、ウラナミアカシジミでした。いつもはアカシジミの方が先に来る方が多いのですが。このきめ細かい紋様の美しさ。美形の蝶の中でも上級です。
バックの黒に対してとても引き立ちます。
なかなか開いてくれないのですが、翅を拡げると鮮やかなバーミリオンオレンジに。 それとしっぽが本当にチャームポイントです。このしっぽ、猫のしっぽのように気ままに動くんですよ。
この写真、いつもやってしまいがちなのは、緑被りを見落とすミス。今回は翅にススキの緑が被らないように気をつけました。


今回使ったのは、いつものペンタックスではなくて、ソニーのカメラ。NEX-7、数世代前のAPS-Cミラーレス一眼。それに、SEL70300Gを組み合わせて撮影。これだけ撮れるのならまだまだ現役だな、中古価格がそれなりにあるのも納得。でもフォーカスの速いα6500の魅力を感じる。何よりもペンタックスと比べて重さが桁違い。しかもSEL100400GMなんて出てきては・・・。

2017年5月28日日曜日

哺乳類初登場(ヒトを除く)(番外編)

これまで「番外編」というと昆虫類とか蜘蛛類とかでしたが、今回はおそらく初登場、哺乳類です。目の前で何か動いた!うん?タイワンリスにしてはでかすぎる。タヌキだと木登りは変だ。
モモンガ?まさかね・・・。顔立ちは似てなくもないけど。
もう判りますよね。ハクビシンでした。それにしてもキミ、夜行性ではなかったかい?
住宅に侵入すると迷惑だけど、野山に居るのなら可愛い存在。
さらに樹の上に登っていってしまいました。

2017年5月17日水曜日

ようやく見つけた

ようやく見つけたのはウグイスです。とにかく藪の中が住み処のウグイス。声を聞くのは簡単だけど、実際姿を捉えようとすると大変。

 ツツジの植え込みから顔を出しました。


2017年5月13日土曜日

湖面を走る白い鳥

このショットを撮る前にカワウが何か白い野鳥を追いかけるように飛び去ったのが見えた。まさかこんな山の中にユリカモメとかおかしいよな、と、その時は思った。さらに歩みを進めると湖面にレンズを向けている方が一人、その先に。この場所には毎年来ているし、居る事は知っていたけど出会ったことが無い。ヤマセミ。しっかり見たのは初めて。
しかしすぐに飛び去ってしまった・・・と、思ったら。
あれっ、こんなところに、しかも一羽ではなさそうな。「3」と「5」に注目。

これが追いかけていた張本人かどうかわからないけど、カワウもやってきた。
とにかく距離があったため、私の装備ではこれが精一杯。
おそらくまもなく営巣かな。

2017年5月10日水曜日

どういう写真を撮るか

遠くにキビタキの姿が見えました。これではキビタキ全体の姿を撮るのは私の機材では無理だなと思いつつ、とりあえずシャッターだけは切っておきました。改めて仕上げてみると・・・。
別に野鳥が大写しになっていないとしてもたとえばキビタキのような色彩が際立つものなどは点描になったとしても悪くはなさそうです。

まあ、勝手にそう思っているだけですが。

2017年5月8日月曜日

森のブルーインパルス

強い雷雨の予報が出ていたため早めに撤収しようとしていた時にでてきたのがこの個体。暗くなってきた中でまさに青い衝撃! オオルリのオス。



ヘタに撮るとツバメのように見えてしまうけど、実は色味が全然違う。

飛んでいってしまったあとで、大粒な雨が。そして激しい雷雨になった。

2017年5月7日日曜日

逆光

逆光のシルエットで見えるのはアオゲラ。つがいで行動しているように見える。もう一羽どこかに居る。そういう季節。まもなくバードウイーク。


意外とこのショット良いかな?


2017年5月5日金曜日

フンチ (番外編)

今回は番外編。昆虫でもなく花でもなく、蜘蛛です。もちろん毒蜘蛛のたぐいでもなく。この季節野山で見る機会が多い小さな蜘蛛です。あっ、ダメですか、蜘蛛って気持ち悪い?いや、結構可愛いですよ。
体長1cm程度の小さなこの蜘蛛。名前はネコハエトリと言います。ハエトリグモの一種で網を張りません。家の中で見かけるハエトリグモの一種ですが、こちらはインドア派ではなくアウトドア派。何か、真っ正面から見るとNHKのどーも君に見えません?見えないかな。
この蜘蛛、オスは前脚が極端に長い。で、他のオスと鉢合わせすると・・・。
「やあ、久しぶりだね」 
という感じでまず片手をあげます。

でも、これは挨拶ではなく威嚇の始まりなのです。
柵の支柱の上でも始まりました。これまるで相撲の土俵のようです。
エキサイトしてくると両手を拡げて威嚇がエスカレート。
間合いを詰めていきます。
この直後、土俵際に追い詰められた方が逃げていきました。

千葉県富津市周辺ではこの蜘蛛の事を方言で「フンチ」というそうです。で、このフンチを使った蜘蛛合戦が名物のようです。

2017年5月4日木曜日

森のイエローインパルス

目の前に飛び出してくれたキビタキ。遠近感がしっかりと出るように少し慎重に仕上げてみました。
なかなか近くに出てきてくれないのですよね。秋の渡りの季節だとミズキの実を食べに来るときなど、近くでの撮影チャンスが出てくるのですが。

う~ん、枯れたスギの枝というのはざんねんだけど、ここは相手はモデルさんではなくて、演技は付けられない。