あっ猛禽だ！

その声で三脚を持って駆け出す人々。私はたまたま三脚からカメラを外して手持ち。う～んどうしよう。いいや、参戦してしまえ。

最近ノスリをよく見かけると。だったらこの色は、もしかして・・・。ありゃりゃ、トビだ。残念。と、思っていたらいきなり始まった壮絶バトル。

ここからしばらくナレーションは無しで。

凄いですね、カラスとトビが上空でガンを飛ばしあっている。もう少しこのバトルは続きました。

「こら～！どっちへ逃げるんだ！」

「るっせ～なぁ！」

ひょっとして背面飛行していないか？トビ。

しばらくして空中戦に飽きたのか遠くに飛び去りました。



ところで、実はこのロケーション、どういうわけかあまりトビは見かけないんです。理由は、わかりません。

うっ、ちょっと待った。この一連の写真、モノクロにした方が迫力が、ある、ような気がする。

念願かなって

確かにそれほど珍しいとりさんではありません。ちょうど一年前くらいから野鳥の写真撮影にのめりこんですぐに、このメス、ジョビコは撮影チャンスがたくさんありました。しかし、オスは・・・。

念願かなって、ジョビオ、ジョウビタキのオスをじっくりと撮影することができました。古ぼけた鉄製のフェンスにとまるのを見つけてそっと近づく。フェンスにとまったり地面に降りたり。

ちょうど光のあんばいもよくて、顔にピンスポットを当てたような感じになりました。

近かったため、クローズアップのトリミングをかけてもそれほど破綻していないと、思います。

はい。オレンジ色の憎いやつ。

あっ、モズだ！

「ほれほれ、モズだモズだ」
「どこどこ、どこにいるの？」

「も～ず～っと行っちまったよ」

親父ギャグだって？とんでもない。我が家の祖父が父が子供の頃に放っただじゃれです。祖父は木こりでした。いま生きていたら100歳をゆうに超えている。モズのメスですね。

シメをアップで

きちんとピントが出ていたので、アップにしてみました。この季節おなじみのシメです。地面でなにかをついばんでいました。

なにか見つけたようですね。

きっと見つけたのはエノキの実か何かです。

ところで、シメの後ろ姿。「とりぱん」では「ふとっちょさん」扱い。確かに・・・。

シメです。

今日はマヒワで・・・

昨日のコイカルに続いて、今日はマヒワで暗室ワークを愉しんでみました。焼き付け処理を思い出しながら。酢酸の匂いがよみがえります。わかるかな・・・。

まずはこの一枚。マヒワのオスとメス。左側の羽毛を膨らませているのがメスです。蔓草がごちゃごちゃしていてうるさいですが、ちょっとした空間分割みたいになっているのはどうでしょうか。夫婦の間の緊張感？いえ、この時期はつがいを作る時期では無いでしょう。

 

次はメスのアップ。青空の色を上品にまとめるにはどうすれば良いのでしょうか。「空抜け」は野鳥の写真を趣味とする人の多くが嫌いますが、私はそれほど嫌いではありません。

そして、こちらはオス。黄色が綺麗なマヒワです。その鮮やかさを引き立たせてみたのですが、どでしょ？

 

後処理、これもおもしろいですぞ。いろいろな表現を試せる。もっとも美術的なセンスがモノを言う世界です。私は、ダメだな。

あまりに綺麗なので・・・

ちょっと、一生懸命お化粧してみました。ちょっとやり過ぎかな・・・。

Silkypixでだいたいの調子を整えて、tifで出力
Neat Imageでノイズを除去
最後にPicasaで色合いやソフトフォーカスを調整

やぱりこういうのって邪道かな

私もこういうのより・・・

コイカルの綺麗さには参りました。翼の下に見えるオレンジ色。この鮮やかさはたまりませんね。自然というデザイナーに脱帽。

でも、こういうおすましポーズよりも・・・。

おいしいものに惹かれているこのような姿とか。

こんなアクロバットのような姿の方が好きです。

いつまで居てくれるのか。また来年の冬も来てくれるのか。

今シーズン初！

地味な野鳥ですが、今シーズン初ということで。６羽程度で松の落ち葉をついばんでいました。ビンズイです。

このビンズイ、セキレイの仲間なんですね。しっぽをピョコピョコ、そんなあたりはまさにセキレイの仲間。

でもなんだか妙な緊張感が走る。どどうしたんだ？！

えっ、何だこの右から飛び込んでビンズイを蹴散らしたのは！おおっ！と、トラツグミだ！

確かに言われてみればビンズイとトラツグミは住んでいる場所が近い。だからこんな事もあるのだろうけど、あまりお目にかからないトラツグミが突然飛んでくるっていうのは。しかもふと見回すと、もう一羽居るじゃないか、寅さんが。

冬の、ガサゴソ

落ち葉が小さな音を立てる。
かさっ、こそっ、と。
そうしたら目を凝らしてみよう。
そこにきっと居る。
誰かが居る。

アオジ、です。

スズメに見えますか？違います。晩秋から翌春まで会うことができます。

彼岸の頃になると、つがいになります。それまでは、こうして、かさっつ、こそっ。

黄色の群れ

黄色の群れがだんだんと近くに来てくれるようになってきました。はい、マヒワです。

でも灌木の中に入ってしまうとなかなか良い感じには撮れません。

そのような中、こんな所に出てきてくれるとうれしいですね。いつもraw formatで撮影しています。で、現像処理に凝ってみました。ちょっと黄色が強すぎるかな。それから青空を気持ちよく出すのって意外と難しいですね。色のセンスを問われてしまう感じです。

 

現像ソフトウエアはSilkypixを使っています。