今回は番外編。昆虫でもなく花でもなく、蜘蛛です。もちろん毒蜘蛛のたぐいでもなく。この季節野山で見る機会が多い小さな蜘蛛です。あっ、ダメですか、蜘蛛って気持ち悪い?いや、結構可愛いですよ。
体長1cm程度の小さなこの蜘蛛。名前はネコハエトリと言います。ハエトリグモの一種で網を張りません。家の中で見かけるハエトリグモの一種ですが、こちらはインドア派ではなくアウトドア派。何か、真っ正面から見るとNHKのどーも君に見えません?見えないかな。この蜘蛛、オスは前脚が極端に長い。で、他のオスと鉢合わせすると・・・。
「やあ、久しぶりだね」
という感じでまず片手をあげます。
でも、これは挨拶ではなく威嚇の始まりなのです。
柵の支柱の上でも始まりました。これまるで相撲の土俵のようです。
エキサイトしてくると両手を拡げて威嚇がエスカレート。
間合いを詰めていきます。
この直後、土俵際に追い詰められた方が逃げていきました。
千葉県富津市周辺ではこの蜘蛛の事を方言で「フンチ」というそうです。で、このフンチを使った蜘蛛合戦が名物のようです。
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