2010年6月9日水曜日

ぽんちゃん

「とりぱん」というコミックがお気に入り。週刊モーニングに連載されているとりのなん子さんの作品。時折漂う何とも言えないペーソスが好きです。そのとりぱんに王者として登場するキャラクターがこのアオゲラ。そのニックネームは「ぽんちゃん」。緑色の信号を青信号と呼ぶのと同じように、本来は「ミドリゲラ」と呼ぶべきではないかと思うけど、やはりアオゲラ。


このアオゲラが自宅を出て公園の際まで来たらいきなりつがいでいた。アオゲラは中型のキツツキ。緑に深紅のアクセントが特徴。頭頂部の赤が後頭部だけだとメス。これはメスですね。


対して嘴のすぐ後ろから頭頂部、後頭部にかけて深紅のアクセントが有るのはオス。ですからこれはオスです。このころ、営巣の準備をしていたのかも知れません。(2010年4月25日撮影)

その後、やはり同じ公園の中で、今度はオスだけを見ました。葉陰に入ってもこの赤は目立ちます。

立ち枯れの桜の梢にとまる。りりしいですね。確かに帝王の貫禄が有るかも知れません。(2010年5月3日)

ただ、この公園のアオゲラ。悲しい話もありました。常連さんによると今年は営巣していた。もしかすると産卵して雛も居たかも知れないとの事。でもその巣穴をタイワンリスに乗っ取られてしまったそうです。タイワンリスは小鳥の雛は襲って食べる事もあるとか。生態系の中でこの公園恐らくタイワンリスより上位はいないでしょう。確かにオオタカとか猛禽類も見ます。でもこのリスを襲うかどうか。ハシブトガラスと対等に戦うタイワンリスはよく見ます。このままこの外来生物が増えたらどうなるか。心配です。

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2010年6月8日火曜日

「とり!」

それは今年の2月のこと。カワセミ病初期症状が少し重篤化の兆候を見せていた頃。公園の一隅に放列が。デジスコを構える人も混じっている。思い切って訊いてみた。

「なにを撮られているのですか」
「トリ」

完全に拍子抜けしてしまった。それは私でも野鳥を狙っているのはわかる。頼むから思い切って訊いたこちらの立場も・・・なんてどうでも良い事で。妻はこの人々の事を「とりっこ倶楽部」と命名した。このサイトのURLもそこから来ている。

後日、これに懲りて別のたずね方をした。

「どんなトリを撮られているのですか」
「ヤチョウ」

その人は、その後すぐに、

「いや、何が出てくるか、正直なところ判らないのですよ」

と、ニコッとされた。

後日公園での子供たちの野外活動ボランティアをしている知人から聞いた。「ミヤマホオジロが今年は出ているそうですね」・・・へ~、ミヤマホオジロね(正直言ってミヤマホオジロなんて・・・知らなかった)。 

なるほど、この「トリ」ですか。黄色がとても綺麗な冬鳥です。南関東で同じ場所で頻繁に見られるのは珍しい事だそうで、それを狙ってこの人たちは来ていたのですね。それにしても樹の高いところに止まってくれたもので、私のカメラではこれが限界。・・・トリミングしています。とりっこ倶楽部のバズーカ砲なら楽勝だろうな。いかんいかん、またカワセミ病が悪化する。

(2010年2月21日)梢に止まったミヤマホオジロのオス

 

このミヤマホオジロ君、その翌週には私のような貧弱な望遠レンズしか持っていない人に大サービスしてくれた。ほんの目の前にまで出てきてくれた!!君は偉い!!
「頭、どうした?寝癖が付いているよ。」
「しようがないの!これ生まれつきだから!」
(2010年2月28日)
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初夏を告げる南の使者

この公園には6月になるとゲンジボタルが自然発生するちょっとした渓谷とそれに続く小学生たちの実習田がある。そのあたりさまざまな野鳥が出てくる。カメラマンたちは「蛍」と、その地点の事を名付けているようだ。今年、5月連休。とにかく玉を転がすような綺麗なさえずりをずっと続ける小鳥があらわれた。

カメラマンの一人に訊いてみた。
「あの声の主は何という鳥ですか?」
「キビタキですよ。でも樹の高いところにずっと居るから姿は見えないだろうね」
粘った。連休中朝通った。そしてついに目の前に現れたのがこれ。


本当になんていう美しさだ!と、思ったバーミリオンオレンジからイエローそして白へとのグラデーションがあごから胸、そして腹部にかけて。翼は黒に白のアクセントが。アバンギャルドとも言える?しかし暗いところから出てきてくれない。(2010年5月5日)


つぎにその姿を見つけたのは「蛍」ポイントではなく、桜の枯れ枝の上。今度は陽の光がさんさんと降り注ぐ場所だが、いかにせん下から見上げる角度。これでは鳥の姿にならない。(2010年5月5日)


しかし、だんだんとチャンスは拡がってくる。今度は雑木林の縁にあらわれた。逆光で、露出補正をかけたが黒くつぶれかけた。この写真は後で補正処理をしている。ちょっと中国の絵画みたい?なんてね。(2010年5月9日)

そして、これだ!ようやくちょうどピンスポットのように太陽の光が当たる所に現れてくれた。シャッターを押す手が汗ばんだ。いや、本当に綺麗な野鳥だ。カワセミやオオルリのコバルトブルーとは全く逆の暖色系。しかし翼の黒と白のアクセントは高貴なものを感じてしまう。カワセミ病も重症化する危険があるそうだが、このキビタキも病気を発症させるに充分かも知れない。共に明るい望遠レンズという設備投資の泥沼へと導く危険な症例を伴う深刻な病だ。(2010年5月9日)



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2010年6月7日月曜日

高いところで鳴くのは、誰?

はい。それはホオジロです。高い木の頂上とかでさえずる。「一筆啓上つかまつり候」と聞こえる、と言うことになっているけど、私にはなかなかそうは聞こえない。少なくともかなり早口でそう唱えなければこの小鳥の鳴き声にはならない、と、私は思うのだが。
 
宮ヶ瀬、早戸川林道沿いの檜の高木のまさに頂点でさえずるホオジロ(2010年4月30日)

 
で、昨日はカワセミを求めてI川の遊歩道を散策していたときにその声を聞いた。比較的近い所だったため、羽毛までくっきり捉える事が出来た。羽繕いをしながらのさえずりで、そのためか全身の羽毛を逆立てていた。(2010年6月6日)
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2010年6月6日日曜日

いつもとは違うところで、カワセミ

近所の公園のカワセミ親子の子育てはもう終わった様子。先週はあんなに賑やかだったのに今日はほとんど姿を見せる事はありませんでした。そのような中、友人がカワセミを見に早朝やってきた。さあどうする。

で、ある中小河川をこの公園の常連さんに教えてもらった。で、そちらへ。遊歩道に入るとすぐに、コンクリートの護岸の上にカワセミが。でも友人親子は見ることが出来ず。そのまま遊歩道を下流方向へ。私は諦めかけたのだが、友人がみつけた。「あそこ・・・」いた。


灌木の枝の向こうだが、明らかにカワセミ。どうも幼鳥に見える。もしかすると・・・、と、思ったら母親登場。口にはザリガニか、カワエビのようなものをくわえている。


まだ、この子は親離れ出来ていなかったのね。その後も何回かえさを運ぶも、「あの幼鳥はまだ人を怖がらないのではないか」と近寄ったおじさんに警戒して親子とも飛び去ってしまった。

 
この川は典型的な都市中小河川。下水の整備や地域の人々の努力で河川浄化が進んだ典型例。この親子を含めて少なくとも6個体は確認出来たと思います。

(2010年6月6日撮影)

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2010年6月2日水曜日

Neat Image

共に同じオオルリの写真です。でも、光量が足りずにISO 3200で撮影しました。シャッタースピードが1/90秒で、f/5.6ですから如何に暗かったか。で、当然のように多量のノイズが乗ってしまいました。折角のナイスアングルなオオルリですが、残念。

と、諦めていたのですが、友人から、Neat Imageというノイズ除去専用のソフトウエアが有ることを教えてもらいました。写真のディテールはほとんど損なうことなくノイズはかなり除去できる、と。で、試しにやってもたのが下の写真です。どうでしょうか。かなり良い線に行っているように思うのですが。
 
Neat Imageは無料お試し版もあります。試してみる価値は充分にあるかと思います。


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2010年5月30日日曜日

深みにはまる・・・

カワセミ病が悪化するきっかけは、大体どなたもこの瞬間だそうです。カワセミがダイブした瞬間を捉えたとき。私の場合もそうでした。恐らくくわえているのはクチボソ(ワカサギ大の淡水魚)だと思います。


 

こころなしか、笑われてしまっているように感じるのは感じすぎでしょうか。小魚を呑み込んだすぐ後のカワセミです。


そして更に次をねらう食いしん坊!

(2010年2月20日)
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青い鳥との出会い

青い鳥を求めて森をさまよう童話。でもこんなに身近に青い鳥が居るとは思わなかった。日曜日、妻といつもの公園をカメラを手に散歩。妻の目に止まったのがこれ。

「あの鳥なんだろう」
それは見事なまでに美しい青い鳥。確かにカワセミも青い鳥だけど、この鳥は背中はコバルトブルー、あごから旨にかけては群青そして腹部が純白。すぐにはなんだか判らなかった。


でも、家に帰って図鑑を見て、確信。夏鳥。オオルリ(オス)だ!これは深山幽谷の野鳥だと思い込んでいた。でもはるかマレーシアとかから渡ってくる途中、このような場所にも立ち寄ってくれるようだ。どちらかと言うと高い枝の上にとまることが多いらしく、このように上から撮るのは大変に難しいそうだ。まさにビキナーズラック。

この鳥、鳴き声もとても美しい。栃木県の鳥。
(2010年4月4日)
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