2017年1月13日金曜日

殿!

昨日が若様だったのに対して、今日は殿様!もしかすると何年か同じ所に来続けている個体かもしれません。違うかもしれません。今年はオレンジ色が少し薄いかな。でもやはりとても美しい野鳥であるのは間違いないです。冬の小鳥、と言えばまずこの、ルリビタキ。




雨が降り出したので帰ろうとしたら、なな、なんと2メートルほどの近さに現れた。驚かせないように息を止めてしまった。

2017年1月12日木曜日

若君!

また、クロマツが枯死しました。半年前には青々としていたのですが見る見る内に枯れてゆきました。松枯れ病です。伐採そして残された切り株を見ると年輪を60本から70本は数えられました。次々と枯れていくクロマツ。もはや成り行きに任せるしか無い、そんな諦めを感じざるを得ません。

そんな生々しい切り株に、ちょこんと現れたのはルリビタキでした。しばし私の周りを飛び回っていろいろな切り株に止まって、時に地面に降りて餌を探して。変わっていくものをしなやかに受け入れて、日常を過ごしていました。環境の変化に適応する。それが進化をもたらすのですよね。
この切り株は確か今年の春に枯死したクロマツ。このような切り株も徐々に朽ちていきます。


ルリビタキといっても瑠璃色では無いじゃないですか。はい、メスにも見えますね。でも翼をよく見ると瑠璃色がかなりさしているのが見えます。おそらく生後2年程度の若オスだと思います。


2017年1月11日水曜日

ブサ可愛い・・・だけではない

アトリ。ブサ可愛いのは大発見?
でもブサいのだけではもちろんありません!派手さはあまり無いですが、なかなかキリリとした雰囲気もあります。







2017年1月10日火曜日

バトル!

何かバタバタうるさい。斜面の向こうを見たらツグミがバトルを繰り広げていました。この季節は単独で行動するのが一般的だと思います。また、あまり縄張り争いとかはしない鳥だという印象があるのですが。ここには3羽が集まっていました。そのうちの2羽が衝突。


しかし私が見ている間は再発はありませんでした。

2017年1月9日月曜日

美しい野鳥

なじみのある野鳥の中で美しさの順でランキングをと言われたら、私はカケスを必ず上位に挙げると思います。他にも上位候補はさまざまありますが。

カケスはとても神経質で、なかなか写真に収まってくれません。チャンスが巡ってくるととてもうれしくなります。昨日、久しぶりに機会到来。しかも、曇天、これは色彩を鮮やかに捉えるのに好都合な光です。

カケスはカラスの仲間。精悍な顔立ちをしています。しかしその形相とは異なり、主には草食主義者。特にドングリが大好きです。
他にも松の冬芽とかも食べるようです。狙っていますね。
「本当に美味いのか」と、聞いてみたいところです。
こんな全身ショットが撮れ機会はそう滅多にありません。
一羽だけではなくて、ツーショットも!
 何か争いにでもなるか・・・。
・・・大丈夫でした。
また、松の冬芽の食事を再開。

いちごミルクアイスキャンディー

赤い赤い小鳥
なぜなぜ赤い
赤い実をたべた

野山に居る外来種ではないいきものでも、こんなに鮮やかな赤があります。ベニマシコ。冬鳥です。撮影してきた画像を見ていたら、イチゴミルクに見えてきました。そしてしっぽが棒に見えてきて、アイスキャンディーにもみえてきました。なぜこんな鮮やかな色をまとうのでしょうね。

この「見つめられ感」が溜まらない・・・。
オスの競演。メスも入れて10羽弱の群れを構成していました。

ちなみにメスはこのような感じです。



2017年1月8日日曜日

ブサ可愛い

この冬の団体さんはどうやらアトリで決まりのようです。ウソが団体さんだった冬、イカルが団体さんだった冬、マヒワが団体さんだった冬もありました。今日もたくさん群れていました。地面で餌をほおばって、人が来るとそばの樹木に隠れて。そんな繰り返す。なかには私からほんの2メートル程度のところに来る個体も。
多少地味ではあるが、アトリも可愛いなと思ってシャッターを切る。ふと気づいたことが。
アトリって、正面から見ると思い切り「ブサ可愛い!」💕
いえいえ、やはり「ブサ」抜きの可愛いですね。

2017年1月5日木曜日

新年は初めての出会いから

山の湖に小遠征。毎年新春の恒例になりつつあります。なかなか野鳥に巡り逢えない年もあれば、珍しい出会いにときめくこともある。今年は、ワクワク、の方でした。遠くの湖面を見ると、見慣れたカイツブリともう一羽見慣れないカイツブリが。これはハジロカイツブリかな、と思ってシャッターをとりあえず切るには切ったけど、450mmではとても届かない。そんな遠くだったのです。
トリミングしてこれが精一杯。でも、

  1. カイツブリと比べて少し大きい程度のサイズ
  2. 目のあたりでくっきりと白い部分と黒い部分が分かれていること
  3. 単独行動なこと
  4. 過去にこの場所で記録がある(観察論文を見つけた)こと

これらを合わせてミミカイツブリかと思うに至りました。
もっと近くに来い近くに来い、と念じたのですが、思いは通じませんでした。カイツブリらしくしょっちゅう潜水してしまう。そのたびにどこに出てくるかわからない。




そう言えば、昨年の今頃は確かカンムリカイツブリと出会っていました。

2016年12月31日土曜日

明後日で、七年目

2010年1月2日、ふと近所の公園に散歩にでかけた。そこで、この野鳥を見たのがそもそものきっかけ。「自宅周辺でもこんなに豊かな自然がある」そんな気づきがうれしくて、カメラを持ち出すようになった。先日はカワセミが芦原の中でかくれんぼ。
基本は捕虫網を持って森を駆け回るのとたいして変わらない。駆け回るのではなく歩いているのと捕虫網ではなくてカメラを持っているのは違うけど。
とはいえ、この七年という短い期間でも、風景が大きく変わってしまったこともある。一番心を痛めているのは松枯れの蔓延だ。次々に、本当にバタバタと立派なクロマツが枯死していく。切り株を見ると60~70ほど年輪を見ることができる。これも自然のなせるわざとして見守るしかないのか。


さて、今年も暮れていく。来年も良い年になりますように。