とりさん
2017年1月31日火曜日
久しぶりのレモンイエロー
おや、久しぶりだね。ここで会うのは2年ぶりかな。そんな感じに声をかけたい野鳥がいました。キセキレイです。セキレイの仲間でよく見かけるのは「ハクセキレイ」。ハクセキレイは東京駅前とかでも普通に見かけます。山間部に入るとキセキレイ、セグロセキレイも見られるようになります。
キセキレイの下尾筒の黄色、腹部の黄色のグラデーション、それから背中の墨繪のような色あい。日本画の世界によく会う色調だと思います。
大きさも行動パターンもハクセキレイそっくり。ペアでいるのかと思ったら単独行動でした。
2017年1月26日木曜日
絶滅危惧種
昨年、
国際自然保護連盟から絶滅危惧II種に指定された
と聞いて驚いたのが、このカシラダカ。冬になれば必ず目にするありきたりの野鳥かと思ったら地球規模では大きく生息数を減らしていると言う。驚いた。
ふと見たら咲きかけの紅梅の枝にとまっていた。白い腹部はカシラダカの特徴。黄土色だとホオジロの可能性。でもこれはカシラダカ。
かなりまとまった数の飛来が確認されているという話しも聞いた。週末にはカシラダカを探してみようか。
2017年1月24日火曜日
ジョビコさんお立ち台
切り株の上でポーズを決めてくれたのは、ジョウビタキのメス。背中にある二つの白いポイントを団子に見立てたこの小鳥の呼び名もある。「ダンゴショイ(団子背負い)」。これは奥武蔵、奥多摩方面だけかと思ったら、静岡などでも言われるらしい。ジョウビタキ(尉鶲)がオスの姿が武士の姿に似ていることが語源なのに対して、ダンゴショイの方がこの鳥の姿をよくあらわしているかもしれない。
ジョウビタキはもともとあまり人を恐れない。この時期、バードウオッチングや野鳥撮影の入門としてもってこい。住宅地の庭とかでも見かける。強めの「ヒーヒー・・・カッカッカッ」といった鳴き声が聞こえたらその方向に目をこらしてみるときっと見つかる。
人の暮らしのすぐ横に、そこに別のいきものの暮らしもあること。そのふれあいにほっとするひととき。
ところで、野鳥を撮影するときは目に光が入ると活き活きした感じになる。
2017年1月23日月曜日
黄金のとりさん
いつもは地面が居場所のこのとりさん。何かに驚いて飛び立ちました。そしてとまったのはサワラ(ヒノキの仲間)の樹の上。こんなお立ち台シーンが撮れる機会はそんなにない。逆光も何のその。露出補正と試し撮りをしてシャッターを切る。
よく見るとトラツグミの色は金箔をほどこした黒い漆器のようですね。黄金のとりさん。いつもの日陰っぽい地面ではなかなかそういう感じにはならないですが。
周囲の様子にかなり神経質になっているようですね。
金箔をほどこした黒漆器のとりさん、トラツグミ。ちょっと宝物を見つけた気分になりました。
2017年1月22日日曜日
テスト
快晴、光に不足はなかったので、今日は、いつも使っているレンズに試しに1.4倍のテレコンバータを使って撮影してみました。いつもは、450mmで撮影しています。その1.4倍ですから、630mm相当ということになります。解放でF8です。
登場したのはモズのオス。距離をとって見守っていたら、すぐそばに飛んできてくれました。 おっと、ここだと小枝が被っている。で、すこし場所を移動。
テレコンバータを使っても破綻はほとんど見られません。 今後は晴天時はテレコン装着を基本にするかもしれません。
光に春を感じ始める季節。今が厳冬期の底です。
2017年1月17日火曜日
尉の姫
今日は瑠璃子姫、ではなくて尉の姫。
ルリビタキではなくてジョウビタキのメス。
通称「ジョビコ」
冬鳥。日本列島に留まる個体もあるけどほとんどが日本海を越える渡りをする。バードウオッチングや写真撮影入門に絶好の小鳥です。なにせとても人なつこい個体が多い。この日も引き上げようかと思ったら、ヒーヒー・・・カッカッカと呼び止められた。すぐそばにまで来てくれる。
ルリビタキがコバルトブルーをあしらったどちらかと言うと鋭いイメージの色彩であるのに対して、ジョウビタキはオレンジが主で優しい暖かい感じです。ファンも多い!
でも、結構性格はきつくて縄張り意識が高い。
ジョウビタキのオス
は、また素晴らしい色合いです。
2017年1月16日月曜日
姫君!
なんだかルリビタキのオスばかり撮っている今日このごろ。過去にメスの写真を撮っていないかと掘り返してみたらあった!2013年1月20日。雪が降ったあと。
RAWデータから起こし直してみました。
この子はおそらく姫君で良いかと。
続々・若君!
このルリビタキはどうでしょう。撮影を始めた段階では「おっ久しぶりに姫君か」と、思ったのですが。
まず、その前に、この個体はほとんど人を恐れない。どんどん近づいてきます。これジョギングする人がよく通る道のど真ん中です。
で、この写真。やはり翼の付け根にブルーがさしているのがはっきり見えます。
これはかなり若齢なオスかと思います。もしかすると今年生まれかな。で、人を恐れる事を知らないのかもしれません。
人をあまり恐れない個体のはジョウビタキには比較的よくみられるかと思います。でもルリビタキで人慣れした(というか人を恐れる事をまだ知らない?)個体は珍しいかと思います。
2017年1月15日日曜日
続・若君!
今年は気のせいか本当にルリビタキを頻繁に見かけるような気がします。今日もおそらく3個体撮影しました。どれも一見「姫君」なのですが・・・。
この個体も明らかに翼の付け根や背中にブルーがさしています。 若いオスだと思います。
逆光に挑戦。
次回に続く!
2017年1月14日土曜日
とりの寅次郎
「お控えなすって。てまえ生国発しますところ、相模の国は丹沢の山奥・・・」
かな?今年もトラツグミ、とりさんの寅さんと再会です。
夜行性もあるこの野鳥、暗さに強そうな大きな黒い目がチャームポイント。
それから枯れ葉に紛れるこの姿。
なかなか全身をすっきり見せてくれることが少ないのがトラツグミ。こんなショットってなかなか撮れないのですから!
夏に実際に鳴き声を聞いてみたいのですが・・・。鵺の声を。
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