2010年9月25日土曜日

秋と虫たち(番外編)

とりさんのいる空ではなくて、あしもとを見てみる。雨上がりの木の階段にはタテハチョウの姿が。これはルリタテハ。羽根がまったく傷んでいないところを見ると羽化してすぐか。このままこの蝶は冬を越すことになると思う。来春早春の日差しの中を舞うことになるのだろう。

これはツマグロヒョウモンのオス。以前は関東地方の平地では見ることのできなかった南方の高山に住んでいた蝶。それがパンジーとか幼虫の好物(食草)を見つけたことや、おそらく温暖化の影響で関東地方にも進出してきた新顔。
オスがシンプルな文様なのに対して、メスはこのようにアクセントのある姿。まさに「ツマグロ」。メスの姿がその蝶の名前になるのは珍しいのではないか。
そして、いよいよアキアカネ登場。この姿が里で見られるようになると、秋本番。そしてこの体が真っ赤に染まる頃、晩秋を迎える。
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