2010年8月29日日曜日

小さい秋みつけた?

猛烈な残暑に見舞われている今年ですが、それでも光の色はやはり盛夏とは違ってきました。日の出も遅く、また日の入りが早くなったことを実感することもあります。

いつもの公園の池のカワセミ。今日は炎天を避けてか、楓の木陰でじっとしていることが多かったように感じます。まだまだ夏真っ盛りという感じの色です。
でも別の楓に移ると、少しだけ赤みを帯びてきています。これは晩秋の紅葉とは違う色づきだと思いますが、それはそれとして、やはり、小さい秋みつけた気分です。


そのような楓をバックに、逆光を狙ってみました。もうそろそろ、目にはさやかに見えねども、風の音に感じる頃になるのでしょう。
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2010年8月24日火曜日

出てきた・・・

単純な話です。

まず飛び込んだわけです。あのカワセミ君が。飛び込んだら・・・。
当然出てくる訳ですが、出てきた瞬間なんですね。
で、いつものところに飛び上がって。
 
おしまい。
たったそれだけの話です。
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2010年8月23日月曜日

連射!

見つけたぞ
まずはホバーリングで狙いを定めて
一気に羽をたたんで飛び込む!
やった!しとめた!
いつもの場所へ
急いで戻る
活きがいいぞ
たたきつけて気絶、しろったら!
その影は、アメリカザリガニだな
さあ、飲み込むぞ
ああ美味かった

対岸の出来事。あまりに遠くて思い切りトリミングです。

そんな知恵があったのか?!

これは正直、驚きました。またカイツブリの話です。いつもの公園に一羽でいるあいつ。

時々パンの耳などをあげている方がいらっしゃいます。カイツブリがパンを食べる??? で、確かにくわえて行ってしまった。おい、おまえさん肉食専科じゃなかったっけ?
すると、なんと、そのパンを水の中でバシャバシャやったり・・・。
そっと水面においてみたり。そして水の中をのぞき込む。
すくなくとも一匹、パンの切れ端におびき寄せられた小さな獲物を捕らえたのを目撃しました。あっという間に飲み込んでしまったので写真に撮れませんでしたが。その一方で、浮かばせておいたパンを巨大な鯉に持って行かれる、またはカルガモに横取りされる、そういう失敗パターンもかなりありましたが。

こちらのブログでは、それは東京近郊のカイツブリに見られる習性と紹介していますが、本当でしょうか。どのようにしてそのような習性を習得したのでしょうか。実はかなり賢いやつのようです。
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2010年8月18日水曜日

カイツブリの癖?

最近、カイツブリにはまってしまいました。近所の公園にはこの一羽しか居ないのですが、結構人に近づいてくれます。そして池の底にどのような生物がいるか教えてくれます。

たとえば、きっとこれはヌマエビの仲間でしょう。人が食べても美味いと思いますよ。ちょっと唐揚げか何かにして。

そんな感じで見ているとこいつ、夜、新橋とかで出会いそうな酔っ払いのおっさんみたいにも見えてくる(?)・・・失礼!
で、どうも獲物をのみ込む前に必ず水に浸けるようなんです。これはこの個体の癖なんでしょうか。よくわかりません。

「活きが悪くなったなあ、ちょっと水に浸けて・・・」

まさかとは思いますが。

この角度から見ると足が体のずいぶん後ろ側についているのがわかります。水の上、そして潜水に適応したんでしょうね。


おっと、今度は小魚を捕まえました。活きが良い!あばれています!
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2010年8月15日日曜日

蓑虫くんピンチ!

夕方、いつもの公園でシジュウカラの家族がちょっと早めの晩ご飯。今日のごちそうは蓑虫?早速こども(幼鳥)に見つかってしまった。

「ふ~んだ、そんなところに隠れていたってだめだよぉ」

「ねっねっ、この中に居るんでしょう?」
「そうだよ」

「なかなか出てこないぞ」

8月15日の陽もかなり傾いてきました。シジュウカラの大家族。それだけでなくスズメも群れを作るようになってきました。秋の気配をそんなところにも感じます。

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2010年8月14日土曜日

黒の舞 (番外編)

黒続きです。以前は全然興味が湧かなかったけど、意外な美しさを感じたのがこのハグロトンボ。このトンボはヤンマトンボ、赤とんぼなどと違ってひらひらと飛びます。

止まるときにはこのように羽を閉じます。

ただ閉じるだけでは無くて、時折羽をひろげます。それも前羽と後羽を微妙なタイミングでずらしながら。

顔をよく見ると、ダースベーダー顔ですね。

これはメスでしょう。オスは腹がメタリックブルーでそれもまた綺麗。残念ながらこのメスだけしか居なかった。
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2010年8月13日金曜日

白いのが入っているカラスは・・・

ハシボソガラス一羽だけでは無かった!これ、ハシボソガラスとハシブトガラスのツーショット。別に喧嘩するわけでもなく。手前側がハシブトガラス。向こう側がハシボソガラスです。ハシブトガラスはその名の通りくちばしの形や額の突出などで区別がつきます。で、ハシボソガラスはこの初夏に生まれた翼に白い帯が入っているやつです。

でも、このハシボソガラスだけではなく、ハシブトガラスも白いのが混じっていたのです!昨日床屋に行って私も白いのが多くなったなあと思ったのがふと脳裏をよぎる。ハシボソガラスのようなおしゃれな白では無いのですが。

ハシボソガラスの方はごらんの通り相変わらずおしゃれです。

で、お約束通り、カラスの行水。朝から蒸し暑い。台風の置きみやげでしょう。

 
カラスとかスズメとかもよく観察するとちょっとした個性が見えてきたりしておもしろいですよ。
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2010年8月12日木曜日

ついてくるなら、ついておいで

真夏のやまあいの川縁で。セグロセキレイです。ハクセキレイとは顔の周りの黒色の部分で見わけがつきます。目の下が黒いのが特徴です。

つがいだったのでしょうか。二羽で居るところに通りかかりました。一羽は飛んでいってしまいました。
もう一羽は・・・私たちの行く方向に。ずっと先導してくれました。
 
セキレイの仲間ってこういう姿、愛らしいですよね。
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2010年8月11日水曜日

やはりこれは問題(番外編)

いつもの公園の榎の灌木の周囲に、一ヶ月前くらいからか、こんな蝶が飛んでいるのに気づいた。瞬間、アサギマダラかと思った。今日梢にとまったのを写真に撮って帰宅して調べてみた。これはどう見てもアサギマダラではない。幼少の頃から昆虫には親しんできたつもりだが、記憶に全くない。まさか、珍種か?

答えは比較的簡単に出た。「アカホシゴマダラ」。この蝶はアサギマダラのように体に毒を持つ蝶を擬態しているようだ。アサギマダラかと一瞬思った私は、その術中にはまったわけだ。

この蝶には由々しき裏話があることを知った。「要注意外来生物」だと。本来はこの界隈では見られる筈の無い蝶だそうだ。Wikipediaに依ると、「昆虫マニアによる人為的な放蝶(ゲリラ放虫)の可能性が高いといわれている」とのこと。
 
たとえば、このコジュケイのように日本の自然の中に溶け込んでしまったような外来種も確かに居る。でもそれはやはり不自然だと思う。
今の段階では、まだ日本の在来生物に対する影響は未知数だとのことだ。気候変動の影響が指摘されているナガサキアゲハやツマグロヒョウモンの関東地方、平野部進出とは、全く異なる問題。もし、Wikipediaの記載が正しいのだとすると、そのような事をした人がいた事を残念に思う。きれいな蝶を見つけたというときめきが、一瞬のうちに褪めてしまった。
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