2021年3月1日月曜日

wryneck: これでもキツツキの仲間

なんだか地味なとりさんでしょう。こんな形で樹の上にいるのはかなり珍しいんです。地面にいる事の方が多い。この風体で地面にいるのでは、枯草に紛れて探し出すのはほとんど困難です。
このとりさん、「アリスイ」と言います。長い嘴それをさらに上回る長い舌で地面にいる昆虫とかを食べます。アリとか。だからアリスイ。なんとキツツキの仲間です。
この場所ではアリスイが見られた記録は見当たりません。もしかするとこれまでもいたのかもしれません。見つからなかっただけ。何かモズが鳴くと出てくる気がして調べてみると、アリスイの鳴き声と勘違いして縄張りを守る行動に出るのだ、という説がありました。納得感はありますが、科学的な裏付けまでには至りませんね。

この冬のシーズンかなり早いタイミングで撮影したものでしたが、珍しい野鳥ですので、ブログには十分な時間を置いて載せました。

というわけで、樹上のアリスイって、ちょっと不思議。
こちらは2013年2月に別の場所で撮影したもの。こんな感じで地面に居るのが一般的。


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