2019年1月27日日曜日

紅梅ほころびはじめて

いよいよ早春のきざし。紅梅がほころびはじめて。ジョウビタキがそこにとまってくれました。梅の花と暖色と。なお、このショットはトリミング無しです。
よく見てみるとおもしろいことをしている。一旦飲み込んだ草の実でしょうか。嘴まで吐き出して、また飲み込んでしまいました。 何やっているんだろう。

ジョウビタキ一般に言えるのですが、人慣れする個体がかなり居ます。このジョウビタキ、オスもすぐ足許までやってきます。
梅と野鳥の取り合わせ。私はそれが仮にヒヨドリ、キジバト、きっとカラスでもシャッターを切ると思います。 「♪はるよこい、はやくこい」

2019年1月22日火曜日

北限・・・北上中

森の中が騒がしい。数羽、見かけないとりさんが数羽(おそらく3羽)飛び交っている。
サンショウクイ、のわけない。サンショウクイは夏鳥。という事は、これはリュウキュウサンショウクイ。
観察される地域が年を追って北上している野鳥です。地球温暖化との関連も取り沙汰されているようです。

目撃の噂は聞いていました。直接真冬に目の当たりにして、気候変動について考えてしまいました。

2019年1月20日日曜日

実は菜食主義者

表丹沢の森の中から聞き覚えのある声が。「ギャー」とかお世辞にも良い声とは言えないのだけど。目をこらしてみると、何羽か群れていました。ほとんどが森の奥に消えてしまった中で、一羽だけ残ったのがこの個体。
カケス、です。なかなかおもしろいとりさん。まず、こんな鮮やかな色彩、綺麗なとりさんだけど、種類としてはカラスの仲間。声色を真似るのがとても上手。オオタカの鳴き真似なんか超一流。そしてこんな厳つい顔立ちでも菜食系。ドングリなんかが大好物。この個体もドングリを食べるのに夢中。




綺麗な野鳥でしょう。それほど珍しいとりさんでは無いのですよ。

2019年1月19日土曜日

クローズアップに耐える?

かなり陽が傾いてから、相手にしてくれたジョウビタキのオス。このオレンジ色が好きだ。黒、白、そしてオレンジ色とかなりアバンギャルドな色合いかもしれないけど。

クローズアップに耐えるイケメンとでも言いましょうか。

後ろ姿にも味がある?

2019年1月17日木曜日

瞬間の出来事

目の前の梅の樹にいきなり飛んできた!アオゲラ!
とにかくシャッターを切っておいた。実は目の前に芦の枯れ葉が被っているのだけど。
シャッターは切っておくものだなあ、と感じた次第。 頭の緋色の入り方でメスだとわかりますね。
このショット、なかなかではないかな?

 最後の一枚は瞬幕ですね。ちなみに今回は全部トリミング無しです。

2019年1月16日水曜日

プレーヤーの居ない野球場

川沿いの野球場。綺麗に張られた天然芝の外野。野球をする人は誰も居ない。そこに居たのはとりさん。とりさんが走り回る。
チドリの仲間、イカルチドリです。

総数で10羽程度。芝生に隠れている虫でもついばんでいるのでしょう。
イカルチドリを見たのはこれが初めて。

2019年1月15日火曜日

縁起の良い名前

落ち葉の下にはごちそうがあるようです。小さな草の実でしょうか。よく見つけるものです。
見つけているとりさんの名前はクロジ。ちょっと縁起が良い名前かな。クロジの他にアオジというとりさんも居ます。幸か不幸か、アカジという名前のとりさんは居ないはずです。
これはクロジのオス。メスはアオジにかなり似ています。もう少し成熟が進むと黒色が濃くなるかな。



2019年1月14日月曜日

芦原にて

いつもとはちょっと違うところへ。中小河川の遊水池に拡がる芦原へ。いつもとは違う鳥さんが迎えてくれました。瞬間、これはホオジロ?と、思いましたが違います。
オオジュリンです。芦原の中に10羽程度の群れを確認しました。
このとりさんは、枯れた芦の茎などに潜んでいる昆虫などを探して冬越しをします。



2019年1月6日日曜日

みんなと同じ

青い鳥を求めて大型望遠レンズの砲列が並びます。この冬の季節も。ルリビタキの成熟オスはやはり本当に綺麗です。でも、ときおりふと考えてしまうのです。結局このような写真を撮ってもみんなと同じ写真を単に増産しているだけではないかと。表現のための私自身の創意工夫って、どのくらいこの中に込められているのだろうか、と。

絞りの設定は、シャッター速度は、受光素子感度設定は・・・など、確かに設定する項目はあるし、フレーミングの工夫などもあるだろう。また私の場合は後処理もそれなりにしているから、その時の工夫もある。だけど、結局それだけの話し。「これは私の著作物だ」と自信をもって主張できるショットをものにしたいもの。





次のショットは端正な感じに仕上がったかな。


2019年1月5日土曜日

難題

難しいのですよ。このとりさんをこの季節に撮るのは。とにかくシャイで藪や芦原から出てきやしない。鳴き声も地味で、「ジッ・・・ジッ・・・ジ・・・」そんな感じ。春になれば「ホーホケキョ」とさえずるのに。
そう。これがウグイスです。メジロの色がウグイス色だと思うと、実際のウグイスの色の地味さが際立つでしょう。
何かさえずっているような口の開け方ですが、まだ頬袋をつかった大きな声ではありません。


こんな全身をしっかり捉えるなんていうのはこの時期では奇跡的に近いんですよ。