2015年1月25日日曜日

ダイブ!

枝の上に止まって池の水面を見つめていたカワセミ。動き始めた瞬間から連写開始。水面を目指すカワセミはまるでミサイルのようです。
そのまま飛び込むかと思ったら、一瞬ホバリング。 この器用さもカワセミならではですね。
水面から飛び出した瞬間。
方向をかえて。
クチボソ(モツゴ)をしとめたようです。

少しだけ光の春を思わせる一日でした。


2015年1月23日金曜日

超接近!

ルリビタキ。このブルーの鮮やかさに息を呑みます。本当は遠景・中景、そして近景をきちんとまとめた構図が好きなのですが、野鳥の写真ではなかなか難しいですね。


ちょっと後ろ姿。 で藪の中に隠れてしまったと思ったら・・・。
次の瞬間私の頭の上に!


2015年1月22日木曜日

とらさん

「わたくし生まれも育ちも葛飾柴又。帝釈天で産湯を・・・」
野鳥界の人気者。夜行性の寅さん、トラツグミです。冬場には里に下りてくる。夏場は山奥に暮らすツグミの仲間の漂鳥。
夜の活動にも適応しているのか目がくりくりっとしてかわいらしい。
人の目に触れるときはだいたい地上で餌を探しているとき。独特の上下動のダンスをします。それで驚いた虫やミミズを狙っているのか?


2015年1月19日月曜日

キリリと

キリリッ!とアオジ。ぱっと見でスズメのような大きさ、色合い。でもスズメではなくて「アオジ」です。この季節、山から里へ下りてきます。普通に見かけるおなじみさんなので、シャッターを切らずに見過ごしてしまうことも多いのですが。
その日は思い切り近づいてくれました。完全にフレームからはみ出してしまって。光の調子も絶好。なかなかキリリとしたイケメンに撮れた、と、思ったらあなた目の上にごみが。
こちらは一緒にいたメス。

メスもキリリと。

2015年1月17日土曜日

冬ならではの青

冬場に一番楽しみにしている出会い。それはこの青い鳥との出会いでしょう。ルリビタキ。成熟したオスです。
生まれてから3年ほど経たないとこのようなコバルトブルーにはならないそうです。厳しい自然の中で生き抜いた勇士といったところでしょうか。

翼の付け根のオレンジ色の羽毛がすばらしいアクセント。大自然のアーティストぶり。脱帽です。




2015年1月15日木曜日

少し曇り気味の方が・・・

もう一度、表丹沢に。快晴、では無い日。それも日陰。そのくらいの方が色が綺麗に出る。まずはメスから。
そしてオスのベニマシコ。本来もっと赤が鮮やかな個体もいるのですが・・・。
相変わらずメスとオスが仲良く出てくる。

この樹木はフサザクラ。と、言っても桜の仲間では無いようで。冬芽の周りにぼさぼさしているのが実。それが絶好のごちそうになるようです。

2015年1月14日水曜日

あきらめないで探す

ヤマガラが松の樹の梢になっている松毬の中を気にしています。松の実があるんでしょう。ごちそうですね。
ヤマガラとシジュウカラが混群を作っていました。ヤマガラは独特の色合い配色がすてきな野鳥です。姿もかわいらしく、また人に慣れやすいという特徴もあります。富士五湖の方でヤマガラを餌付けしているところもありますね。
あしもとで何か見つけたようです。

で、この季節、松や杉など針葉樹にシジュウカラやヤマガラが群れを作っていたらさらに良く見てみる価値があります。もう二回りほど小さな小鳥がいるかも知れません。ほら、いましたいました。

キクイタダキです。日本一小さな野鳥。久しぶりに見つけました。頭の黄色いちょんまげがチャームポイント。

2015年1月13日火曜日

一羽と二羽

一羽のオスと二羽のメスが食事中。個体によってはもっともっと鮮やかな赤になるのですが。
これも出会いですから。被写体はベニマシコです。

でもなかなかいかしていますね。


もっと奥に踏み込めば良かったのかもしれませんが、こんな状況。足許の準備が不完全だったので奥へは踏み込みませんでした。


2015年1月6日火曜日

ウソです。本当にウソなんです!

この小鳥も本当に美しいと思います。自然って時にどんなデザイナーにも勝るのではないかと思うくらい。草食系の野鳥。草の種をほおばっていました。
ウソ、という野鳥です。漢字では「鷽」と書くのですが、それが「學」という字に似ているということから学問の神様、天神様にゆかりがあります。「鷽換えの神事」とか聞いたことありませんか。

こちらはウソの中でも別の亜種、アカウソです。ウソに比べて長距離の渡りをするそうで、夏はアリューシャンとかに渡っているとのこと。腹部の色が桜色。ごく淡い桜色のウソとはまた違った美しさを感じます。


2015年1月5日月曜日

夏は高い山の上が住みか

丹沢の林道は1月1日にかなり雪が降ったようです。日陰は幹線道路も含めて積雪がありました。ツーリング中のバイクが転倒しているのも見ました。注意しないといけないですね。

さて林道。何か藪の中で動く影があります。よく目をこらしてみると、焦げ茶色の小鳥がいました。クロジ?いえクロジとは雰囲気がだいぶ異なります。
落ち葉の中になにかごちそうがあるようです。
「ええい、この落ち葉邪魔!」 
時折、姿を見せてくれます。
一瞬ですが、枝留まりもしてくれました。
ようやく全身が。
これ、カヤクグリです。イワヒバリの仲間。カヤクグリは冬期は低山に下りてきます。 漢字では「茅潜」とか「萱潜」と、書くようです。まさに藪の中に潜ってなかなか出てきてくれません。

「夏になったらアルプスの山の上で待っているよ!」