カケスです。シメと同じように里には秋から春先までおりてくるとりさんです。今年は少し里に長居をしているみたいですね。ツバメが飛び、続々と夏の渡り鳥のしらせが届くころになりました。その中でカケスはそろそろ帰り支度でしょう。
カケスには小学生のころの思い出があります。父方の実家がある五日市町(現在はあきる野市の一部)の城山に登ったとき、耳元で「ギャー」と一発やってくれたのがこのカケスでした。そのときは姿を見ることはできなかった。自宅に帰って図鑑を見るとなんと綺麗な野鳥かと、感激。いつかは必ず実物を見たいものだと思い続けていました。最近野鳥の写真を撮るようになって、その姿を見る機会に恵まれています。この姿を見るたびにそのカケスの声を思い出します。
父方の祖父は木こりでした。子供たちに、孫たちに優しいひょうきんな爺さんで
「あっ、そこそこ。モズがいる」
「えっ、どこどこ、どこにいる」
「もーずーっと行っちまったよ」
とかいう話に事欠きません。私が中学生の頃に他界してしまった。遠い過去の話。
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