2020年2月19日水曜日

夏は3000メートル級

夏は3000メートル級の高山の山頂付近で見られる野鳥です。イワヒバリとかの仲間。でもこの野鳥は冬場は低山に避寒にきます。藪の中に隠れていてなかなか姿を見せてくれないのですが、今回は違いました。カヤクグリ。萱をくぐって隠れてしまわれないようにそっとそっと。


実はコンクリートブロックの擁壁なんですが、苔むしていて。


2020年2月18日火曜日

食事シーンから

今回は3枚目から「虫系」が出てきます。
苦手な人もいるかと思いますのであらかじめ。

時折、「冬はエサが少なくてかわいそう」と、給餌(餌やり)をする人がいますが、どっこいとりさんたちはこの季節でも食べるものをしっかりと確保しています。私はむやみに給餌するのは避けるべきという考え方を支持します。良い写真を撮るためにミルワームを蒔くなどということは控えるべきと考えます。

さて、またルリビタキ。
このショットはほぼノートリミングです。じっと息を殺して見守っていると、近づいてきてくれることもあります。
で、まずこちら。小さなムカデですね。腐葉土の中ではこのような生き物が冬越しをしています。ほかにミミズとかも。
こちらは、冬に成虫が出現する「フユエダシャク」と呼ばれる蛾の成虫です。幼虫は尺取り虫。昼間に活動していることや時期を合わせてみると「クロスジフユエダシャク」かな、と、思いますが、この姿では同定困難ですね。



というわけで、ごちそうさま!

2020年2月17日月曜日

芦原のレストラン

ときには河原の芦原に目を向けてみましょう。いつもとはちょっと違うとりさんが。オオジュリンです。何をしているか。芦の茎で越冬している昆虫とかクモとかを探しているのです。知っているんですよねそういうところにごちそうが隠れているのを。



風切羽に少しだけスカイブルーがあるんですね。美しいアクセントです。


2020年2月16日日曜日

こちらも、トンビではない!

上空に大型の野鳥が輪を描いて飛んでいたら、それはトンビ(トビ)だと思っていると、結構見逃しますよ。こんなのが飛んでいました。尾羽の形、よく見ると、三味線のバチのような形ではないですよね。
ほら、どちらかと言うと扇型ですよね。しかも翼が長くて大きめ。
これ、ミサゴです。ミサゴは日本だけではなく北米大陸などでも生息しています。英名は、Osprey です。聞いたことありませんか。あれです。あれ。
この猛禽。主に比較的大型の魚を漁します。例えば鯉とか。狙う時に上空でホバリングすることもあります。ホバリングできるんです。




http://jpnrdb.com/search.php?mode=map&q=02070010096
東京都、千葉県では絶滅危惧1種、神奈川県では絶滅危惧2種ですね。

2020年2月15日土曜日

半分青い

背中の方半分青い。腹部は白。境目にオレンジ色のアクセント。ルリビタキ。この個体、静かに見守っていると大胆に近づいてくれる。ジョウビタキにはそのような個体をよくみかけるが。
もちろん餌付けをすれば話は別。でもここはおそらく誰もそのようなことはしていない。食事シーンも撮影しているけど、ちょっとだけ自粛。




2020年2月10日月曜日

ちょっと狙った色合い

ジョウビタキのオス。里の冬を代表する野鳥。野鳥撮影入門にも好適です。さほど人に対して神経質ではなく、かなり近寄って撮影できます。でも、スマートフォンでは厳しいかな。
もちろんこのような冬の里にも残る緑色とオレンジ色の対比も綺麗です。

でも、私、この色の組み合わせを意識していました。青空とのギリギリの対比。あまり青空を多く入れてバックを明るくしてしまうと、小鳥の姿がシルエットになって黒く潰れてしまいます。そこまでいかないポイント。
どうでしょう。この下のショットがとりあえず一押しなんですが。
「どうでもいいんじゃない」 
とか鳥さんから言われてしまったような。

2020年2月9日日曜日

シジュウカラでも構わないから

梅の開花が本格化。シジュウカラでもいいから絡んでほしい、との願いはとりあえず通じた。そのシジュウカラ、さえずり始めている。高い木の上で「ツツピーツツピー」と。
小さな蛹かな。ごちそうを見つけたみたい。







2020年2月3日月曜日

地味だけど、この季節必ずおさえたい

地味だけど、この季節必ず撮りたいのがこれ、シロハラ。全然珍しくないし、派手な美しさはない。でも何か惹かれる。この時はお立ち台をやってくれた。





2020年2月2日日曜日

森林の美しい鳥・・・でも

冬場は里場の森に山から下りてきます。非常に美しい野鳥です。かなり大柄。カラスほどではありませんが、ヒヨドリなどよりかなり大きい。翼のブルーがとても印象的です。カケスです。



美しいカケスですが、目つきはかなり鋭い。実はカケスはカラスの仲間です。ですが、主食は草食系。どんぐりとかが好物。活発に動く、しかもかなり警戒心の強い野鳥で、撮影は若干苦労します。