とりさん
2019年12月31日火曜日
2019年の締め
なんだかんだと、いろいろあった今年も間もなく暮れてゆきます。行く年最後の締めはシメ、ということで。いつもと違うフレーミングにしているのはシメの影。ちょうど樹の幹に。ちょっと面白いでしょう?
来年がまた良い年でありますように。
2019年12月8日日曜日
とにかくすばしっこい!
エナガ。日本で見られる野鳥の中で最も小さい部類です。小さい野鳥は目まぐるしく動くことがよくあります。このエナガも例外ではなく。縦横斜め、まさに縦横無尽な動きをする。
この野鳥も初冬の雑木林の背景がよく似合う。
今年は台風の影響でしょう。木の葉の痛みが目立ちます。紅葉も今一つ。
2019年12月7日土曜日
冬の青
夏鳥の「青」と言えばオオルリ。
では冬鳥の「青」と言えば、このルリビタキ。
ブルーとオレンジ色の組み合わせがとても鮮やか。ただし、産まれてから4年程度経った成熟したオスでなければこのような青にはならない。この姿を里で見ると、いよいよ冬本番。
冬は比較的弱めに「ヒー・・・ヒー・・・」と地鳴きする。ジョウビタキに似ているけれど、私はルリビタキのほうが声がか細いような気がする。
地鳴きでもこんな姿で鳴いている。
ところでこの小春日和の日は樹のてっぺん付近にとまって少しさえずった。その声も綺麗。
2019年11月25日月曜日
生息圏北上中
雨上がりの森にあまり見かけないとりさんが。スラっとした姿。腹側の白さに少し灰色が見られる。
サンショウクイの亜種、リュウキュウサンショウクイです。サンショウクイは夏鳥。時々渡りの途中で見ることができます。ところが、このリュウキュウサンショウクイは最近冬場でも見られるのです。 南関東です。
もちろん「リュウキュウ」とは琉球のこと。もとはと言えば南の地域のとりさんです。
単純な話では無いとは思いつつ、温暖化という言葉が胸をよぎります。
振り返る先は南西諸島か。
2019年11月24日日曜日
雨上がりの芦原にて
11月の雨上がり。水かさが増した芦原から水音が。ちょうど光が当たるところでキセキレイが水浴。飛び散る水の軌跡とともに。
2019年11月18日月曜日
色づく樹の葉
立冬を過ぎて、暦は冬に。木々の葉の色が晩秋の装いに変わってきました。その中でカワセミの青はすがすがしい点描になります。
今回の主役は、カワセミではなくて、色づく樹々です。
2019年11月17日日曜日
番外編: そろそろ今年の見納め
アキアカネです。おそらく、そろそろ見納めでしょう。秋の寂しさは、こういうところにあります。また来年。
まさに唐辛子のような、成熟個体。
トンボの複眼を見ていると、果たしてこの目で見るとどのような映像を結ぶのか興味があります。
2019年11月15日金曜日
派手な色の合理性?
こんな派手ないでたちだと、すぐに猛禽類にみつかってしまうのではないか。生き抜くための合理性が無いのではないか。カワセミのコバルトブルーにしても、このマガモのオスのエメラルドグリーンにしても。
もしかすると、実は私たちが見る映像と、猛禽類が見る映像とは違うのかな。仮説を検証するのならば、猛禽類の目を解剖して網膜の細胞の構成を見るとわかるかも。桿体と錐体の構成比がわかれば、手掛かりがつかめるかな。
オスが二羽。ありきたりな冬鳥だけど、こうしてじっくり見てみると、美しい。薄紫色のアクセントがあったり。さまざまなグラデーションがあったり。
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