2012年6月25日月曜日

西風の神 (番外編)

梅雨の晴れ間、雑木林に西風の神が舞うことがあります。ゼフィルス。樹上性のシジミチョウの一種。
 
コナラの花を見つけたのはウラナミアカシジミ。ゼフィルスの一種です。高い樹の上。300mmのレンズに1.7倍のテレコンバータを付けても限界。
 
 
ああっ!翅を拡げてくれないかなぁ。そのバーミリオンオレンジの美しい翅を見せて!
 
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2012年6月17日日曜日

東京都特許許可局

言わずと知れたホトトギスです。これまで何度となく鳴きながら飛び去る姿を見たのですが、今回はしっかりと枝にとまっているところを見つけました。しかしとにかく高い梢。雨がちなため、防水効果が弱まるテレコンバータは使えず。また、手持ちだったので、これが限界。ちょっと残念でした。
何度となく大きな声で鳴きます。 
「トウキョウトトッキョキョカキョク」 
 周囲ではウグイスの囀りも聞こえる、とうい事は宅卵もしているかな。
 
あっ、ちなみに特許許可は地方自治体の仕事では無いので、「東京都特許許可局」って無いです。

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2012年6月14日木曜日

チョウの季節 (番外編)

梅雨空の晴れ間はチョウの天国!まずは地味なところから、ヒカゲチョウの仲間、ヤマキマダラヒカゲから。なかなか翅を拡げてくれないんですよね。
 
続いてウラナミアカシジミ。おそらく野鳥に襲われたのでしょう。前翅だけが落ちていました。
 
鮮やかなバーミリオンオレンジですね。
 
そしてアカシジミ。このチョウもとまっている時は翅を拡げてくれませんでした。ひらひら飛んでいるときはまた濃いオレンジが綺麗だったのですが。どうもこの小さなしっぽがあるシジミチョウの仲間の魅力にひき込まれそうです。
 
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2012年6月5日火曜日

大きな幼鳥

まもなく田植え。水を張った田圃でタニシかなカワニナかな。ついばんでいるのはアオサギです。
でも、ちょっといつものアオサギとは雰囲気が違います。首にある縦筋。全体的にコントラストが低い。これはおそらく幼鳥のサインだと思います。 
 
おいおい、そんなに近づかれたら300mmでもフレームアウトしてしまう!
なんだか剽軽さも漂うボサボサ頭。 
 
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2012年6月3日日曜日

久しぶりのカワセミ

やはり季節ですね。カワセミの親子が出てきました。まずは母親。やはり少し育児疲れかな。でも魚捕りのテクニックは最高。 
 
そして、これからは幼鳥。幼鳥と行っても親離れはかなり進んでいますね。このまま育ってほしいと祈りたい。
 
 
 

ところで、このところずっとカワセミの写真を撮る気になれずにいました。もちろん、カワセミが獲物を捕らえるダイナミックな一瞬を切り取るゾクゾクする感じが失せたわけではありません。でも、この半年くらい、いつもの場所にほぼ毎日、時には夜明け直前から昼過ぎまでもの長い時間、徹底的に執拗にカワセミを追いかけまわすカメラマンが居るのに辟易としている。その人たちとレンズをならべるのに対する大きな抵抗感がカワセミの居る場所に足が向かなくしています。これは、良い写真を追いかけるのが第一なのか、それとも自然の営みに愛おしさを感じるのが第一なのかの違いなのかもしれません。写真機材が劣ることの負け惜しみではもちろん無く、あくまでも私の価値観は後者が第一だからだと思います。
NACS-J  自然観察指導員東京連絡会のメールマガジンの最新号に以下のような記述がありました。私は、このアピールには強い共感を覚えます。以下、引用します。特に今は営巣の最盛期。充分過ぎるほどの配慮をするべきです。
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最近、野鳥の写真を撮る人たちのマナーの悪さが目立ちます。
今回、野鳥写真展に協力させて頂いていますが、一番目立つところに以下の内容を掲示しました。
「野鳥の撮影はマナーを守って!」

■鳥の気持ちになって!
  • 人間に見つめられるのは鳥にはストレスです。
  • レンズは大きな目であり銃口に見えているかもしれません。
  • 長時間野鳥につきまとうのは止めましょう。
  • 多人数でとり囲むのは鳥にとって迷惑です。
  • 鳥の気持ちになって考えてみてください。
■周りの環境を破壊していませんか?
  • 撮影しやすいようにと樹木を折たり、草を刈る、川の石をどかす行為。さらにそこにとまり木を立てたり、流れをせき止めて池を作ったり、水槽を置くなど、環境を改変する行為はやめましょう。
  • 足元の草花を踏みつけていませんか。
  • 自然のままの姿を記録しましょう!
■巣の撮影は原則禁止!
  • 抱卵・育雛中は一番鳥たちが敏感な時期です。
  • 人が近づくことで繁殖に失敗するリスクが高まります。
  • 巣に近づくこと、写真撮影は慎みましょう。

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