2020年11月12日木曜日

Ladies

10年ほど前、野鳥の写真を撮り始めてから、いえそれよりずっと昔。小学生のころ、鳥類の図鑑も昆虫の図鑑、植物の図鑑同様ボロボロにしながら、いつかはキツツキらしいキツツキを直接見てみたいと思ってきた、あこがれのとりさん。里には秋から冬に山から下りてきます。この季節の楽しみの一つです。
アカゲラです。頭部に赤い羽根があるかどうかでオスメスの区別がつきます。赤い羽根がないこの個体はメスです。枯れ木を激しくつつく。脳震盪にならないのか。昔から謎だったようです。猛烈な衝撃が脳に及んでいるはずなのに。どうもいろいろ理由があるみたい。例えば脳が頭蓋骨に対して稠密に入っていてしかもちいさい。ものすごく長い舌が緩衝材になっている。頭蓋骨の構造が衝撃を逃がしている、とか。こういう時は、【キツツキ 脳震盪 site:ac.jp】といった検索を。site:ac.jpとは、大学などのサイトから調べてくださいという意味です。病気の症状を調べるときなども便利ですよ。例えば金沢大学工学部では、キツツキの頭の構造で衝撃を和らげる機器の研究をしているようですね。


この首の曲がり方も面白いですね。フクロウもそうですが、人ではとてもできえないアングル。
おっと、なんと今度はモズが。モズもメスですね。モズのオスメスは目の周りの黒いスジの濃淡などで見分けられます。



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