2020年11月29日日曜日

ビストロマユミ

今年もマユミの実がたわわに結実。メジロがたくさん群れていました。鮮やかな赤い実。さしずめビストロといった感じでしょうか。




メジロのほかにもこんなお客様も。コゲラ。キツツキの仲間も木の実も食べるんです。

2020年11月24日火曜日

黄葉にはこいつ!

いよいよ残り僅かになってきた黄葉。陽の光も林床部まで届くようになってきました。このような落葉樹の林に一番合うとりさんって、やはりエナガだよな。

特に正面顔がたまらないです。





2020年11月20日金曜日

表情豊かなカモ

キンクロハジロというどちらかと言うと海の方がベースのカモ。冬鳥です。とにかく表情が豊か・・・な、わけではないけど、何かコミカルで好き。そろそろ本格的な冬のいでたちになりつつある。

池に散る落ち葉の彩りがまさに初冬。



 

2020年11月18日水曜日

Two-shot

小さな池。ひっそりとした池が少し賑やかでした。風のない鏡のような水面にカワセミが映る。しかも二羽まとめて。縄張り意識の強いカワセミが、恋の季節でもないのにこんな静かな見つめあいは滅多に見られないと思います。なお、下のショットは全くトリミングしていません。
まるで鏡でしょう。







2020年11月13日金曜日

雀鷹は飛んで行く

今朝は立冬を過ぎた初冬の空を見上げる。猛禽類が飛ぶのを見た。
飛んで行くのはコンドルではなく、小さな猛禽。ツミの成鳥、オス。

胸のオレンジ色。ツミのオスの特徴です。




2020年11月12日木曜日

Ladies

10年ほど前、野鳥の写真を撮り始めてから、いえそれよりずっと昔。小学生のころ、鳥類の図鑑も昆虫の図鑑、植物の図鑑同様ボロボロにしながら、いつかはキツツキらしいキツツキを直接見てみたいと思ってきた、あこがれのとりさん。里には秋から冬に山から下りてきます。この季節の楽しみの一つです。
アカゲラです。頭部に赤い羽根があるかどうかでオスメスの区別がつきます。赤い羽根がないこの個体はメスです。枯れ木を激しくつつく。脳震盪にならないのか。昔から謎だったようです。猛烈な衝撃が脳に及んでいるはずなのに。どうもいろいろ理由があるみたい。例えば脳が頭蓋骨に対して稠密に入っていてしかもちいさい。ものすごく長い舌が緩衝材になっている。頭蓋骨の構造が衝撃を逃がしている、とか。こういう時は、【キツツキ 脳震盪 site:ac.jp】といった検索を。site:ac.jpとは、大学などのサイトから調べてくださいという意味です。病気の症状を調べるときなども便利ですよ。例えば金沢大学工学部では、キツツキの頭の構造で衝撃を和らげる機器の研究をしているようですね。


この首の曲がり方も面白いですね。フクロウもそうですが、人ではとてもできえないアングル。
おっと、なんと今度はモズが。モズもメスですね。モズのオスメスは目の周りの黒いスジの濃淡などで見分けられます。



2020年11月9日月曜日

秋の歌はか細く

完全な晴れではなくて、少し曇りがち、そのくらいの方が空を入れなくて済む写真には都合が良いです。典型的なのは草花の写真。曇りが良いです。でも空を仰ぐアングルだと曇り空は本当に始末が悪いのですが。

ホオジロ。比較的樹の高いところに止まることが多いのですが、この時は私の方が高い位置にいました。処理しやすいアングル。

この時期でも軽く鳴きます。春の繁殖期のような派手な自己主張を伴うさえずりではないけど。サトウハチローの「小さい秋」の雰囲気でしょうか。でもあの同様はモズの高鳴きが強烈なアクセントになりますね。

ホオジロのオスでした。

2020年11月8日日曜日

南へ進路を取る(4)

まだ、南に帰らずに残っていたエゾビタキ。もうすでに木枯らしが吹いた。来週は木枯らし2号もありそうだ。そろそろ南へ進路を取るとりさんも見納めかな。







2020年11月2日月曜日

枯れ木で鳴くのは・・・

やはり枯れ木に合うのは、モズですね。モズが枯れ木で鳴いていると思ったらなんと富士山をバックに鳴いているではないですか。もう、アングルも絞りも設定のことなんてすべて忘れてシャッターを切る。写真は少なくともシャッターを切らなくては撮れない。
で、とりあえず、絞り込んで、さらに場所をすこし変えたら、その間にモズは富士山を見つめるようなポーズに。いや、野鳥はポーズをとってくれないのが辛いところだが。いつもは。
ああ、でもすぐに飛んで行ってしまった・・・。
というわけで、モズのメスでした。