クロマツの樹を見上げている人がいました。何かいるようです。こちらも一緒に見上げると、そこには針葉樹大好きのあいつが居ました。
小さい、すばしこい、こずえが好き。レンズでとらえるにはかなり苦労するとりさん。キクイタダキです。ミソサザイと並んで日本で見られるとりさんの中で最も小さな小鳥です。冬季は里に下りてきます。夏場は高原の森で暮らしています。このとりさん、松など針葉樹が好きなようです。 次の一枚で松ぼっくりと大きさを比べてみてください。ほぼ、松ぼっくりサイズなんです。
次の一枚を見ていただくと、頭頂部に黄色い帯状の線があるのが見えるでしょう。それを菊の花に見立てて「キク・イタダキ」という名前になったようです。 「はなかっぱ」(NHKの幼児向けアニメ)ではないですが、この黄色い帯状の羽毛を拡げてまるで菊の花が咲いたような姿を見せることもあります。
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