もうそろそろ秋のヒタキの渡りも終わる頃。これで最後かな。毎年比較的よく見つけられるのが、エゾビタキ。白いアイリングがチャームポイント。サイズも小さめなコサメビタキ。毎年一生懸命見つけようとしても出会えないサメビタキ。
サメビタキのポイント:
- サイズとしては、エゾビタキと似ている。コサメビタキより大きい。
- 胸の縦紋があるけどぼんやりしている。
- 雨覆いの端の線が白ではなくて、バフ色(なめし皮のような鈍い黄色)
- 目の周りに白いアイリングがある。コサメビタキのようなしっかりしたアイリングではないけど。
- 顎の下に逆三角形の白い羽毛がはっきり見える。
- 目とくちばしの間にはっきりした白い羽毛の線ができない。
- 下尾筒に灰色の羽毛が混ざる。
- 嘴がちょっと短め。
このポイントすべてをきちんと満たす個体は初めての体験かな。
文句なしでサメビタキと言えるかと思います。あえて言えばアイリングが白くはっきりしすぎているのがコサメビタキみたいですが・・・。