メーテルリンクはチルチルとミチルに旅をさせ、結局青い鳥は身近にあるということに気づかせる。とりさんに関心を持つようになるまで、青い鳥なんてそんじょそこらには居ないものだとおもっていた。
だけれど、カワセミ、オオルリ、そしてこのルリビタキ。意外と青い鳥は身近に居るのだと気づいた。自然界とはなぜこのような美しさを創造できたのか。ルリビタキのコバルトブルー、オレンジ、そして白の取り合わせの妙も。しかし、翻って思うに、この、身近に見つけた青い鳥もそれを見つめ、意識し、そしてはぐくまなければ身近なところから飛び去ってしまう。
実際にオープンソースソフトウエアコミュニティーというものと長年つきあっていると、時として、「ただ単に誰かが何かをしてくれるのを待つ」というスタイルがいかに消極的なものかと実感する。「出来る事があるのならば、少しでも、手を貸す」というのが王道。そうすることで身近に居る青い鳥も育まれさらに素晴らしいものになる。
同じ事が、現在の里山環境にも当てはまると思う。その環境の管理にあたる自治体にただ単に文句を言うだけでは無く、出来る事は手を貸す。その小さな貢献が里山環境の青い鳥を育む。
そんな事を思いながら今年も暮れていく。来年も良い年でありますように。
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