2010年7月25日日曜日

君は軽業師か!

今日もしきりとさえずっていたウグイス。しかし、この子はなかなか・・・。谷渡りをさえずる時なんかまるで踊るよう。ビデオでなくて残念。

はては、この写真。よ~く見てくださいね。小枝に逆さにとまっています。でも頭はちゃんとあごの方を下に。そして足!なんと片足。それでさえずっている。
 
意外とこのウグイスという小鳥はファンキーなのかもしれません。しかし相変わらず見つけにくい。今日のこれらも頭の上だから写真を撮っていると疲れる。
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2010年7月20日火曜日

盛夏の昼下がり(番外編)

とりさん、ではなくて、とんぼさんです。水辺にはトンボもたくさん飛んでいます。そのなかで見つけたのが頭からしっぽの先まで深紅のトンボ。普通見る赤とんぼに比べてずいぶん派手でしょう?アキアカネは今頃高原に避暑に行っているはず。また今頃はまだこんな赤ではないでしょう。このトンボはショウジョウトンボのオスです。ずいぶん縄張り意識が強いトンボらしいですよ。
こちらはおなじみのシオカラトンボ。オスは成熟すると水色になります。メスは麦わら色。麦わらトンボと言われたりもします。
そのショウジョウトンボとシオカラトンボのツーショット。種類が違えば気性の荒いショウジョウトンボも大目に見るのでしょうか。
ニイニイゼミがさかんに鳴きだした若夏の日。
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2010年7月18日日曜日

鬼軍曹

巣立ちしてもうそろそろ独り立ちのカワセミの若鳥たち4羽を連れて父親とおぼしき成鳥が。写真では4羽のうち3羽のこどもたちがそろってくれました。

「こら~!いつ休んで良いって言った?!」

「ねえねえ、なんだか今日お父さん厳しくない?」
「ほんとだねえ。まるで星一徹みたい。」
「えっ誰それ?」
さあ飛べ飛べ!
こんな家族編隊なんて、もう今日でおしまいかもしれない。
その先の未来へ!・・・とかね。


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季節のご挨拶(番外編)

寄ってみるとけっこういかしている?



盛夏の折、皆様も夏ばてせぬように。
ちなみに翼に白帯のあいつも達者でくらしていました。
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2010年7月7日水曜日

庶民派の代表選手!

前回ウグイスを書いたときこの野鳥の事を少し触れました。いつもの公園にも来るのですがなかなか良い写真は撮れませんでした。これは2010年4月30日に表丹沢、宮ヶ瀬の早戸川林道で撮影しました。春爛漫の空に向かってしきりとさえずるこのとりさん。色などウグイスに似ています。共にスズメ目ウグイス科ですし。
名前は、センダイムシクイです。なんでそんな名前が付いたのか不思議ですね。

でですね。このとりさんの最大の特徴はそのさえずりです。まあ、市井の庶民の味方というか、新橋のサラリーマンのお父さんのお友達と言うか。いやはや何とも・・・。

「焼酎一杯グビ~~」

お願い
宮ヶ瀬・早戸川林道は神奈川県立宮ヶ瀬ビジターセンターのホームページにさまざまな案内が掲載されています。そのとき折々に観察される動物・植物の情報も最新のものが掲載されています。この周辺はさまざまな自然の宝庫です。行かれる際にはホームページにある注意事項を守り良いマナーを心がけてください。公的な機関が自然とふれあうために多くの人々の来訪を呼びかけている場所として、例外的に場所を明らかにしました。

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2010年7月4日日曜日

声は良いけどとてもシャイ

声は良いんですよね。で、すぐそばでさえずるんです。「ホ~ホケキョ」。でも見つからないんです。先日もとても苦労して頭上で鳴くウグイスを撮影したのですが、今日は顔を覗かせてくれました。

公園の中の、梅林での出来事です。もちろんこの季節、葉が茂ってとても条件が悪い。

で、案の定茂みに隠れてしまうかと思ったら、その次の瞬間、このウグイスは見えるところに出てきてくれました。

しばらくさえずる姿を観察していました。声をあげるとき、ウグイスは喉をこんなに膨らませていたんですね。これが良く響く声につながるんでしょう。以前同じウグイスの仲間、センダイムシクイのさえずる姿をじっくりと見る機会があったのですが、そのときも喉を大きく膨らませていました。

ちなみにこのセンダイムシクイのさえずりは、ウグイスとは全然違って。

「焼酎一杯グビ~~」

と、聞こえます。

おしまいにひとつおまけ。足下にネジバナが咲いていました。モジズリとも呼ばれます。確かに大写しにするとラン科の花の感じが出ていますね。

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梅雨の晴れ間

やっぱりこれですよね。カワセミ病が悪化するタイミングというのは。つかの間の梅雨の晴れ間。カワセミのダイブです。このタイミングは残念ながら獲物は捕れなかったのですが・・・。

その直前には一匹しとめていました。
向きを変えてゴックン。
ちょっと勝ち誇ったような仕草に見えるのは見ている方の感情移入がありすぎなんでしょうね。
ところでカワセミだけではなく、トンボもたくさん飛び始めています。これは後ろ姿でわかりにくいですが、白と黒のシンプルさがウリのウスバキトンボ。数週間前から飛び始めていました。


これは、ウチワヤンマです。しっぽをよくみてください。小さな団扇がついているのわかりますか。今日は3月にお世話になった日本野鳥の会の方も調査をされていました。その方、守備範囲は野鳥を遙かに超えていらっしゃる。

「ウチワヤンマも居ましたよね。」
「はい。あれってヤンマ科ではなくサナエトンボ科だって知っていました?」
「知りませんでした・・・(恐れ入りました!)」

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ファミリーな・・・

いつも家族で群れているとりさんと言うと?シジュウカラ、メジロ、そしてエナガが御三家ではないでしょうか。今日は、その御三家がほぼ同じ場所で遊んでいました。いや、本当に遊んでいたかどうかはさておき。

 
夏場でも枯れ枝があると撮影が楽です。もちろん枯れ木が増えるなんていうことは全然期待しないですが。


こっちを向いて小首をかしげて。エナガのおでこの白ってチャームポイントです。
自慢のしっぽを拡げてくれました。水浴びでもした後なんでしょうか。
もしかすると今年誕生した親子かもしれませんね。
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2010年7月3日土曜日

デザートはヤマモモ

「えと、何か御用ですか?」
「いえいえ、どうぞデザートをお続けください」

「では遠慮無く」
「そうそう、あなたもいかがです?」
「あの、えと、遠慮しておきます。」
 
公園のヤマモモの木の実が熟してあたり一面に甘酸っぱい臭いが立ちこめています。敢えて香りと書かなかった。一歩間違えると悪臭に近いぞ。アルコール発酵が進んで酢酸臭も感じる、そんな感じです。メジロの他にもスズメ、ハシボソガラス、とりさん以外もタイワンリスの一家(?)とかまで大騒ぎしていました。
ところで、このメジロ。時々珍しいとりさんと行動を共にしている事があるのでちょっと注意していると面白いとりさんです。コゲラ、シジュウカラもそんな傾向があります。
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カラスは必ずしも黒くない

カラスの写真なんて、と、毛嫌いされる方も多いかも知れません。まあ少しだけご辛抱を。

この公園でよくみかけるカラスには2種類あります。一つはハシブトガラス。森林か都会に住むカラスです。もう一つはハシボソガラスです。ハシボソは都心部や森林にはあまり住んでいません。どちらかと言うと里の生き物です。


ところで飛んでいくこの個体、少し変だと思いませんか?よく判らないって?


こちらではどうでしょうか。
そうなんです羽に白が混ざっているのです。開いた口の中が赤いと言うことは幼鳥です。
真ん中が、恐らく親鳥ですね。両側が幼鳥だと思います。手前側が白い羽が混ざった個体。どうももう一つの幼鳥に比べて育ちが悪いようにも思えます。詳しくは知りませんが、このような白が混ざった個体はなかなかカラスの集団に溶け込めないという話を聞いたことがあります。いったいどうなるのか、気になります。

ちなみに私は白い羽が混ざったカラスを見たのは2回目です。一回目は今を去ることウン十年、代々木ゼミナールの窓の外に見ました。直後の本番で見事一浪脱出を決めました。私にとっては瑞兆かも知れません。
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